つぶやき弐

 

 長距離列車の車内放送で日本の駅名を英語風の発音でアナウンスされた時、ラジオのDJがスポンサー名を英語風に発音した時、テレビで英語の通訳が日本の地名や人の名前を英語風に発音した時、なんとなく違和感を感じた事はありませんか?

 ずっと以前から気になっていて、その発音を聞く度に思わずつっこんでしまっていたのは僕だけでしょうか。

 ところが最近 J-Waveを聞いていた時の事です。番組の最後に、ではまた来週「see you next week! supported by サッポロビール」と言ったのです。「SAPPORO BEER」ではなくてハッキリと純日本語の発音で「サッポロビール」です。思わず、そうだ! サッポロビールはSAPPORO BEERじゃないんだ。「えんどうくにお」は外国へ行っても「KUNIO ENDO」じゃなくて「ENDO KUNIO」で発音も「えんどうくにお」なんだ。どうして日本人は日本語まで英語風に喋ろうとするのでしょう。にほんはJapanでは無いのに自分から相手に合わせて国名を言っている国なんてきっと他には無いでしょう。 最近では考え方まで英米と同じだと言って得意になっている輩も増えているようですが、もういい加減、独立しようよ! NIPPON。

 あなたも一度ジェイウエイブを聞いてみて下さい。きっと新鮮な感じがするはずです。

Scrawl Topへ